バンコク生活情報
交通手段
バンコクには日本以上にさまざまな交通手段があります。日本人ですと電車しか利用しないという方もいますが、それ以外の交通手段もうまく利用することでバンコクでの生活はさらに快適になります。
BTS(スカイトレイン)
バンコク都心を走る高架鉄道です。スクンビット線とシーロム線があり、サイアム駅で両線に乗り換え可能。運行時間は6:00~24:00。約4~8分の間隔で運行します。渋滞を気にせずスムーズに移動できますが、朝夕は東京並みの混雑を見せます。
利用方法
料金は移動する駅の数に応じて15~42バーツ。まずは券売機でチケットを購入します。機械によっては硬貨しか使えないので、その場合、紙幣をチケットオフィスで両替しなくてはなりません。頻繁に利用するなら、プリペイドカードが便利でお得です。チケットオフィスで購入できます。
MRT(地下鉄)
バンスー駅からフアランポーン駅までの約20kmを約30分で走行します。チャトゥチャック駅、スクンビット駅、シーロム駅の3駅でBTSに接続。運行時間は6:00~24:00。約3~5分の間隔で運行します。
利用方法
料金は14~36バーツ。券売機は硬貨と紙幣の両方を使えます。チケットオフィスでもチケットを購入できます。お得で便利なプリペイドカードもあります。
ARL(エアポート・レイル・リンク)
スワンナプーム国際空港とバンコク市内を結ぶ高架鉄道。終点のパヤタイ駅はBTSの同じ名前の駅に、マッカサン駅はMRTのペッチャブリー駅に接続。運行時間は6:00~24:00。空港からマッカサン駅までのエクスプレス(特急)、パヤタイ駅までのエクスプレス、パヤタイ駅までのシティー・ライン(各駅停車)の3種類あります。パヤタイ駅までのシティー・ラインはバンコクの一般市民にも多く利用されています。
利用方法
料金は14~36バーツ。券売機は硬貨と紙幣の両方を使えます。チケットオフィスでもチケットを購入できます。お得で便利なプリペイドカードもあります。
タクシー
タクシーはバンコクの中心部でしたら比較的簡単に捕まえることができます。ですが、目的地によっては乗車拒否をされることも多いです。
利用方法
乗車の際は手を上げるのではなく、手を横に伸ばします。初乗り料金は最初の1kmまで35バーツ、その後、1kmごとに2バーツずつ課金されます。長距離や1日貸し切りの場合などは交渉制になります。基本的にチップは不要ですが、お釣りの小銭をチップにする人も多いです。1000バーツ札や500バーツ札を出すとお釣りがないと言われることもあるので、細かいお金を用意しておく必要があります。
シーロー
軽トラックを改造した乗り合いタクシーです。タイ人の間では「スバル」という呼び方もされています。主にスクンビット通りのソイ(小路)を走っており、日本人駐在員の奥様に人気の交通手段になっています。
利用方法
運転手に行き先を告げて料金を交渉します。料金の相場は同じソイの中なら30~40バーツくらいです。
路線バス
バンコクの一般市民には人気ですが、日本人には非常に難易度の高い交通手段。系統が数字で振り分けられており、行き先はフロントガラスと側面に書かれているのですが、この表記はアルファベットが併記されているものもあれば、タイ語のみのものも。日系書店などで、日本語のバスの路線図も販売されていますので、それを利用すると便利です。
利用方法
バス停で乗車したいバスが来たら手を横に伸ばして止めます。降りるときは日本と同じようにブザーを鳴らします。冷房付きのものと冷房なしのものがあり、それぞれで料金システムが異なります。冷房付きのものは距離によって料金が変わるので、車掌に行き先を告げて切符を買います。冷房なしのものは料金一律で7~8バーツ(一部無料のものも)です。
水上バス
バンコク中心部の水上バスはセーンセープ運河線とトンブリー運河線の2つです。風を感じながら渋滞を気にせずスイスイと移動できるのが醍醐味。日本人で利用する方はあまり多くありませんが、運河沿いにお住まいの方にはおすすめの交通手段です。
利用方法
船着場に水上バスが来たら乗り込みます。ちゃんとした乗り口はないので落ちないように注意が必要です。料金は距離によって異なるので、係員に行き先を告げて切符を買います。