トンローに爆誕! シンハーエステートの本気を見たThe ESSE Sukhumvit 36
BTSトンロー駅前に建設中だったコンドミニアム「The ESSE Sukhumvit 36」が昨年末、ついに竣工になりました。
The ESSE Sukhumvit 36は、シンハーグループのシンハーエステートが手掛けるプロジェクトで、ESSEブランドのコンドミニアムとしては、The ESSE Asoke、The ESSE at Singha Complexに続いて3件目。
最も新しく、かつ高級住宅地トンローという立地だけあり、ESSEブランドの中でも頭一つ抜けたクオリティに仕上がっています。
特筆すべきはファシリティ。
これまでバンコクで数百件という物件を見てきましたが、その中でもトップクラスの設備です。
リッツカールトンやマンダリンオリエンタルレジデンスといった超高級ブランドコンドミニアムと比べても遜色がないほど素晴らしく、ある部分では勝っていると感じました。
それらの超高級ブランドコンドミニアムは最低でも家賃15万B以上はかかりますが、The ESSE Sukhumvit 36では、1ベッド40,000B〜、2ベッド72,000B〜というご予算で入居できるのです。
バンコクトップクラスとはどれほど素晴らしいファシリティなのか。
それではThe ESSE Sukhumvit 36の2ベッドルームとともにご覧いただきましょう!
The ESSE Sukhumvit 36の概要
- 名称:The ESSE Sukhumvit 36(エッセ スクンビット36)
- 物件詳細:https://urbanland.co.th/detail/The_ESSE_Sukhumvit_36.php
- 竣工:2020年
- 総階数:地上43階建て
- 住所:スクンビット・ソイ36
- 最寄り駅:BTSトンロー駅徒歩1分
- 家賃・戸数
1ベッドルーム 39〜43平米 40,000B〜(210戸)
2ベッドルーム 74〜77平米 72,000B〜(110戸)
3ベッドルーム 117〜124平米 120,000B〜(12戸)
The ESSE Sukhumvit 36の周辺環境
BTSトンロー駅前の様子(ESSE建設開始直後)
The ESSE Sukhumvit 36はスクンビット・ソイ36の入口に建ち、BTSトンロー駅のすぐ目の前という好立地です。隣りにあるコンドミニアム「Noble Remix」のように駅直結ではありませんが、駅の階段まで徒歩1分もかかりませんので、BTSをよく利用する方には最高の立地と言えるでしょう。
トンロー駅周辺には小さな商店やレストランは多いのですが、買い物ができるような商業施設はありません。
スーパーやショッピングモールが集まるプロンポンまではBTSで一駅、タクシーでも40Bほどで行けますので、不便は感じないでしょう。
スクンビット随一のショッピング街プロンポン
車通勤の場合、朝夕のスクンビット通りの渋滞がネックになりそうですが、この立地なら致し方ありません。せっかく駅前という立地ですので、通勤にはBTSを利用したほうがいいかもしれませんね。
その他、トンローエリアについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひお読みください。
The ESSE Sukhumvit 36の2ベッドルームを徹底紹介!
今回ご紹介するのは、11階の広さ74㎡の2ベッドルームで家賃72,000Bのお部屋です。ご夫婦と小さなお子様2までの最大4人家族まで対応できます。
さぁ、それでは今回もタイ・バンコクでお部屋探しの際に、注意すべきこと8選!のチェックポイントに従って、The ESSE Sukhumvit 36の2ベッドルームを見ていきましょう!
リビング
玄関からキッチン&ダイニング、リビング、バルコニーと続く縦長の間取りです。横幅が少し狭いなと感じましたが、3mを超える天井高が開放感を生み、それほど窮屈な感じはしませんでした。
キッチン&ダイニングは床からインテリアまで大理石が使われ、重厚で高級感のあるデザイン。リビングはダークカラーのフローリングが使われ、シックで落ち着いた雰囲気。
壁紙やカーテンはゴールドの配色で部屋全体に高級感が漂っています。
かなりクールでスタイリッシュなお部屋に仕上がっていますので、どちらかというと男性が好みそうなお部屋という印象を受けました。
- 天井高は十分か
→3m近くの高さがあります。
- 方角・採光は良いか
→北向きで直射日光がリビングに入ることはありません。
- ソファとテレビの高さはちょうどいいか
→テレビは設置前でしたが、ソファの高さからすると目線より少し高めに設置されることになるでしょう。
バルコニー
北向きのバルコニーからはトンロー奇数側の眺望が広がります。プールが真下に見えるのもいいですね。トンロー駅のホームもすぐ目の前です。
バルコニー自体の広さも洗濯物を干すのには十分な広さがあります。
バルコニーからの眺望
- 手すりの高さに注意
→大人の腹より少し高いくらいですので、お子様には注意が必要です。
- 網戸はあるか
→ありません。取り付けたい方はご相談ください。
キッチン
キッチンは高級物件ではおなじみのアイランド型。
床やカウンター、テーブルには大理石、収納スペースやビルトイン冷蔵庫はゴールドに輝く鏡面仕上げという贅沢な仕様のキッチンです。
電気コンロとオーブンレンジにはドイツの「kuppersbusch(クッパーズブッシュ)」社製のものが使われています。
特筆すべきは冷蔵庫の大きさ。通常の2倍サイズでステイホームも怖いものなしですね。(笑)
- シンクの大きさと深さ
→普通程度の大きさのシングルシンクです。
- 食器棚や戸棚の高さが女性でも使いやすいか
→収納の位置は高めで少し使いづらいかもしれません。
- ダクトの排気は外に出ているか
→外に出ています。
- キッチンからダイニングテーブルに料理を運ぶ動線は良いか
→キッチンの真横にダイニングテーブルがあります。
- 調理スペースは確保されているか
→アイランドカウンターですので十分な広さがあります。
- コンロの数
→電気4口です。
メインベッドルーム
メインベッドルームは角部屋を活かした二面採光。ホテルニッコーやマリオットなどトンロー駅前の眺望が眼前に迫ります。この眺望はこの物件ならではですね。
ベッドルームからの眺望
メインベッドルームの入口左手がバスルーム、正面がデスク、右手がクローゼットとベッドルームという間取りです。
- 収納は十分か
→クローゼット3本分の収納スペースがあります。
- マットレスの硬さ
→硬めです。
- 方角
→北東向きに窓があります。
メインバスルーム
メインバスルームは総大理石製でとてつもなくラグジュアリーな雰囲気です。特筆すべきは大きな窓!
トンロー駅前の夜景を見下ろしながら入浴できるのはとても贅沢ですね。
また洗面台が2つあるのも嬉しいポイントです。
黒大理石のラグジュアリー感は素晴らしいですね。
- バスタブはあるか
→180cmの筆者でも十分に足が伸ばせるだけの大きさがあります。
- シャワーブースは独立しているか
→独立しています。
- シャワーの水圧
→問題ありません。
- お湯が出るか
→お湯も問題ありません。
- ヒーターは電気式か、ボイラー式か
→電気式ヒーターなので、お湯の使用量を気にする必要はありません。
- トイレはウォシュレット付きか
→TOTOのウォシュレット付きです。
家具・家電、インテリア
コンドミニアムですのでオーナーによって内装は異なります。このお部屋に関して言えば、大理石が多用されたラグジュアリーな仕様です。配色は全体的に黒やグレーが使われ、クールでスタイリッシュな仕上がりになっています。
こういった雰囲気が好みの方にはズバリとハマる内装といえるでしょう。
窓の外を眺めながらゆっくりとくつろげるソファ
- 生活に最低限必要な家具・家電があるか
→ソファ、ダイニングテーブル、クローゼット、テレビ、テレビ台、冷蔵庫、オーブンレンジ、洗濯乾燥機、エアコンなど、必要最低限の設備は揃っています。
お部屋の紹介は以上、続いてはバンコクでもトップクラスといえるほどのファシリティを見ていきましょう!
スカイラウンジ
まずは41階にあるスカイラウンジ。43階建ての41階にありますので、ほぼ屋上の高さです。
ラウンジにはバーカウンターやビリヤード台まであり、ゆったりとした時間を過ごすことができそうです。
眺望も素晴らしく、バンコク都心部からチャオプラヤー川まで見渡せるパノラマビューが広がります。
バンコク都心のパノラマビューが広がる
バーカウンターからはチャオプラヤー川が見渡せます。
スカイガーデン
41階のスカイラウンジの外は芝生が敷かれ、ソファやベンチが置かれたスカイガーデンと呼ばれる共有スペースになっています。
このスカイガーデンの眺めはまさに圧巻。スカイラウンジと合わせればバンコクのほぼ360度を見渡せることになります。
トンローのどの建物よりも高いスカイガーデン
43階建てという階数だけ見れば最近の高層物件では決して高い方ではありませんが、41階から見ると、49階建てのマリオットよりも遥かに高い位置にあることがわかります。
つまり、1フロアあたりの天井高が高いので43階建てと言ってもトンローではトップクラスの高さになっているのです。
ここから見る夜景はさぞかし美しいことでしょう。
ジム
ジムは8階のほぼ1フロアというスペースを贅沢に使ったつくりで、マシン1台ごとのスペースも広めに確保されています。ソーシャルディスタンシングが必要な今の時代にはありがたい仕様ですね。
広さだけではなく、マシンの種類も豊富で有料のフィットネスクラブ並の設備があります。
ゴルフシュミレーター
ジム内にゴルフシュミレータールームも完備されています。
バーチャルバイク
ゴルフシュミレータールームの隣にはバーチャルバイクルームもありました。
バーチャルバイクとはおそらく音楽やライティングに合わせて行うフィットネスバイクだと思いますが、これを完備している物件は初めて見ました。
プール
プールはジムから階段で1フロア下った7階にあります。デザイン性が高く都会的リゾート感のある素晴らしいプールです。
子供の遊び場
7階の室内に子供の遊び場があります。最近できたスクンビットエリアの高級物件では子供の遊び場がない物件も少なくありませんが、ここにはありました。
カーペットが敷かれていますので、安全にお子様を遊ばせることができそうです。
プライベートシアター
プライベートシアターも完備。友人たちと貸し切って巨大スクリーンで映画やスポーツ鑑賞ができます。
プライベートスパ
プライベートのスパルームも完備。エステティシャンやマッサージ師を呼んでここで施術を受けることができます。
温泉
ここまで紹介してきたファシリティだけでも十分すぎるほど素晴らしいのですが、極めつけは温泉です。
最近では温泉を完備する物件も増えてきましたが、ここまでのクオリティは見たことがありません。
バンコクの物件では間違いなくNo.1の温泉施設といえるでしょう。
スチームサウナもあります。
シャトルサービス
BTSトンロー駅前ということもありシャトルサービスはありません。
以上、The ESSE Sukhumvit 36の2ベッドルームをご紹介しました。
スカイラウンジ、スカイガーデン、ジム、プール、プライベートシアター、温泉…
素晴らしい設備の数々に圧倒されっぱなしでした。
トンロー駅前という立地に充実したファシリティ。この2つを重視する方にはベストな物件です。
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