エカマイってどんな街?
これまでエリア紹介では、スクンビット、プロンポン、トンローについてご紹介してきました。
第1回 バンコクの日本人街「スクンビット(Sukhumvit)」はこんなところです
第4回目となる今回は、プロンポン、トンローに次ぐ日本人居住エリアである「エカマイ」をご紹介します。
エカマイってどこ?
赤い箇所がエカマイエリア
エカマイは、BTSエカマイ駅から北に伸びるスクンビット・ソイ63(エカマイ通り)を中心としたエリアを指し、ソイの番号でいうとおおまかに以下の範囲となります。
- 奇数側 スクンビット・ソイ61〜65
- 偶数側 スクンビット・ソイ40〜42
エカマイ通りは道幅が狭く、渋滞が頻発することがネックですが、通り沿いには飲食店やブティック、スパ、エステなどが並び、少しずつ開発が進んでいます。
BTSエカマイ駅の南側には、バンコク東バスターミナルがあります。主にパタヤやシラチャ、ラヨーン、チャンタブリー、サメット島、チャーン島、トラートなどタイ東部方面へ向かう長距離バスの発着がしています。
バンコク東バスターミナル
これまでエリア紹介でご紹介してきたとおり、プロンポンは日本人が最も多く暮らす街であり、日本人の生活の中心となる街です。
トンローは、プロンポンに劣らず日本人が多く暮らす街ですが、タイ人富裕層が集まる“ハイソな街”という側面も持ち、バンコクでも最も変化の激しいエネルギッシュな街でもあります。
それでは、エカマイはどんな街なのでしょうか? プロンポン、トンローに比べるとデパートや繁華街も少なく、落ち着いた印象の街ですが、実は通勤や通学・通園に重きを置く方に人気があるエリアでもあるんです。
北、東方面へのアクセスが良い!
エカマイ通りを北に進めば、そのまま高速道路の入口に繋がっておりドンムアン、アユタヤ等北方面へのアクセスが抜群に良いのです。また、バンナー等東方面へもトンロー、プロンポンに比べてアクセスが良いことから、エカマイは北・東方面へ通勤の方にとって非常に便の良いエリアなのです。
通学・通園に便利!
キラキラKids幼稚園
エカマイには、オイスカ幼稚園、キラキラKids幼稚園、たけのこ幼稚園、キッズアカデミーなど、日本人のお子様が多く通う幼稚園が多数あります。幼稚園への通園に便利な立地に住みたいということで、エカマイの物件をお問い合わせいただくことも少なくありません。
また、エカマイの北にはバンコク日本人学校があり、その送迎バスの通学時間の面でもエカマイエリアはプロンポン、トンローに比べても便利な立地と言えるでしょう。
もちろん、エカマイは通勤、通学の便が良いだけの街ではありません。日常の買い物に便利なショッピングモールも充実しているんです。
それではエカマイを代表するモールを3つご紹介しましょう。
エカマイのランドマーク的存在 ゲートウェイ・エカマイ
2012年7月にBTSエカマイ駅前にオープンしたゲートウェイ・エカマイ(Gateway Ekamai)。「ジャパニーズ・ライフスタイル・モール」がコンセプトのモールだけあり、入口では大きな招き猫が迎えてくれます。日本食レストランや日系ドラッグストアのツルハ、マックスバリュ、人口雪のテーマパーク「スノータウン」など、日系のテナントも多く出店しています。
24時間営業のスーパーが便利! パークレーン
BTSエカマイ駅からエカマイ通りを北へ5分ほど歩くと左側に見えてくるのがパークレーン・エカマイ(Parklane)です。24時間営業のスーパーマーケット「マックスバリュ」では、日本の食材も多く取り扱っているので、日常の買い物に便利です。その他、レストランやヘアサロン、スパなどが入居し、タイ人富裕層の姿も良く見かけます。
なんでも揃う! ビッグC
巨大スーパーのビッグCでは、日用品から電化製品、家具まであらゆるものが揃っています。お引越し時の何かと入用な際に、ビッグCが身近にあるというのはとても重宝します。
併設されているスターバックスは、空いていることが多く、Wi-Fiも速いので、ちょっとした仕事や作業におすすめです。
隠れた人気のソイ61
並木と邸宅が並ぶ閑静なソイ61
エカマイエリアの中心となるのはエカマイ通り(=スクンビット・ソイ63)ですが、そのひとつお隣のスクンビット・ソイ61も実は隠れた人気のソイなのです。
ソイ61はソイの奥が行き止まりになっている上に、ソイ59、ソイ63のどちらにも抜け道がなく、一見不便そうなのですが、そのおかげで交通量が少なく、都心にありながら閑静な住宅街になっていることが人気の理由です。
これまでスクンビッターではソイ61の物件を2軒ご紹介してきましたが、いずれもお問い合わせの多い人気物件です。
まるで南国リゾート! エカマイのアパート C.S. Villaが素敵すぎる!
人気のソイ61! BTSエカマイ駅徒歩圏内の新築サービスアパート The Residence at 61
ソイ61には、隠れ家的なカフェも増えてきており、ちょっとしたおしゃれスポットになりつつあります。
このソイ61だけでなく、エカマイエリア全体にカフェが続々とオープンしています。
ソイ61にある隠れ家的カフェ
タイ人にプロンポン、トンロー、エカマイ、それぞれの街のイメージを聞くと、プロンポンは「日本人」、トンローは「ハイソ」、そしてエカマイは「カフェ」と答える方が少なくありません。
そう、エカマイは今バンコクで最もカフェが集まるカフェ激戦区という一面を持つ街なのです。
カフェの街・エカマイの中でも“カフェ通り”と称されるのが、エカマイ・ソイ12です。今回は、そのソイ12のカフェを4軒ご紹介しましょう。
NIKKO CAFE
- NIKKO CAFE
- 営業時間:7時〜23時
- 電話番号:02-381-5291
- Facebook:https://web.facebook.com/NikkoCafe
30’s Owls by Sometime’s(旧24 Owls by Sometimes)
- 30’s Owls by Sometime’s
- 営業時間:11時〜6時
- 電話番号:02-391-4509
- Facebook:https://web.facebook.com/24owls
VANILLA BAKE SHOP
- VANILLA BAKE SHOP
- 営業時間:10時〜23時
- 電話番号:02-381-6120
- Facebook:https://web.facebook.com/vanillaindustry
One Ounce for Onion
- One Ounce for Onion
- 営業時間:月〜金:9時〜18時 土日:9時〜20時
- 電話番号:02-116-6076
- Facebook:https://web.facebook.com/oneounceforonion
ソイ12以外でも、エカマイではいたるところにカフェを見つけることが出来ます。「自宅近くにカフェがないなんて耐えられない!」という方や「趣味はカフェ散策」という方にとって、エカマイはベストともいえる環境です。
通勤・通学の便が良く、ショッピングモールも充実していて、さらにはカフェが密集する街、エカマイ。プロンポン、トンローにはない不思議な魅力がある街です。
スクンビットエリアの中では最も落ち着いた住環境で暮らせる街ではないでしょうか。
ぜひ、あなたもこの街の住人としてバンコク駐在ライフを送ってみませんか?